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佐佐婆神社 祭礼(はた祭り)
はた祭りの名で知られる丹波篠山の三大祭り
多紀連山のふもとにある佐佐婆神社で行われるのが“はた祭り”と呼ばれる祭礼です。約400年の歴史があり、丹波篠山市の三大祭りに数えられています。畑地区という比較的小さな地域で行われる祭りですが、勇壮で雅な祭りとして知られ、多くの人が集まります。それでも年々人口が減少していることもあり、近年では県外から山車の担ぎ手として参加する方もいるとのこと。
その甲斐もあってか、多数の山車や太鼓御輿が各集落から集まる姿は一見の価値があります。またさまざまな人や文化を受け入れてきた丹波篠山市を表すかのように、取材班も途中で山車を曳くことに。恐る恐るながら、なんとか無事に終えることができました。
流鏑馬神事も行われる全国でも珍しい神社
境内では珍しい流鏑馬神事が行われることでも有名で、出店が出るほどの賑わい。昔を知る方によれば、かつてはもっと賑わいを見せていたとのそうです。ちなみに流鏑馬から放たれた矢は縁起物としてみなさんが持ち帰るそうです。
佐佐婆神社には多数の神々が祀られている全国的にも珍しい神社です。境内には後鳥羽天皇にゆかりのある印塔もあるなど、祭礼がなくとも一度は訪れてみたい場所です。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。