川内多々奴比神社 祭礼
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川内多々奴比神社 祭礼

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ヨーイサージャ―の掛け声で、地域を練り歩く神輿

丹波篠山市下板井にある川内多々奴比神社で毎年10月に行われる、秋季例大祭。五穀豊穣に感謝し、家内安全などを祈りながら各地域を練り歩きます。西紀、西紀南、大野、矢代の3地区から集まり、渡御巡行などをしていきますが、ベテランから若手まで活気あふれる巡行に、各家庭のみなさんも家の前で神輿を見送っていきます。

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ルートは上板井集落の二ノ宮から一ノ宮(川内多々奴比神社)までとなりますが、川内多々奴比神社の手前で一度集まり休憩。2㎞近くを歩いてきたので、10月とはいえ皆さん汗だくに。でも充実感にあふれた顔が印象的です。

途中のポイントでは獅子の登場も

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この休憩場所では、昔からの習わしで獅子が周りを周ります。6~7週回りながら一定のポイントで祝詞を上げるという祭事。何とも不思議なこの獅子の“七廻行事”は、神社に近づいたので獅子が周辺の悪魔を追い払う行事で昔からあるそうです。

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境内には順番に入っていき練り込みが奉納されます。「ヨーイサージャ」の掛け声とともに、勇ましい掛け声で神輿を担ぎあげ、境内を所せましと駆け巡ります。すべての神輿が順番に入ってくるのを地域の方が待つ様子に、このお祭りが大切にされてきた歴史が感じられます。