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丹波篠山 SakeFestival 2024
丹波篠山の地酒が楽しめるイベント
去る9月28、29日の土日に「丹波篠山SakeFestival 2024」が開催されました。場所は丹波篠山市大手前南駐車場。篠山城のお堀や青山歴史村も見える風情のある場所です。今回のイベントは10月1日の「日本酒の日」に合わせて開催されたもので、丹波篠山市にある鳳鳴酒造と櫻酒造が中心となり、日本酒や食が楽しめるほか、杜氏さんのトークショーなども行われました。
酒造り唄や杜氏さんのトークショーも
イベントではチケット購入して利き酒が楽しめるほか、気になった種類は購入ができるので、お気に入りの日本酒を見つけることができます。また、丹波篠山の酒造りは「日本三大杜氏」に数えられるほど歴史があるため、酒造りの際に作業のリズムや時間を計っていた“酒造り唄”が保存会によって伝えられています。SakeFestival 2024では5人の杜氏さんが檀上に立ち、酒造り唄を披露しました。その後、丹波杜氏として長く活躍してきた中川杜氏のトークショーも開催。かつての酒造り苦労話ややりがい、歴史など、普段は聞くことが出来ないお話に、参加者の皆さんが聞き入っていました。
地元のフードや抽選会も満喫できる2日間
日本酒だけでなく丹波篠山産の食材を使ったフードを楽しめるブースもずらりと並びました。猪肉を使ったフランクフルトや黒豆ごはん、モンブランやコーヒーなどたくさんの出店があり、日本酒とともに丹波篠山の食を楽しめます。 「丹波篠山の日本酒は、軟水を使った柔らかいお酒が特徴です。杜氏の技術で味わいを豊かにした日本酒と、自然豊かな丹波篠山の食材のマリアージュを楽しんで欲しいですね」と鳳鳴酒造の西尾和磨さんも話してくれました。 日本酒だけでなく、丹波篠山市の歴史や自然、食の素晴らしさも感じられるイベントです。ぜひ次回開催の折には参加してみてはいかがでしょうか。