丹波焼陶器まつり
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丹波焼陶器まつり

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丹波焼の魅力が集結する一大イベント「丹波焼陶器まつり」

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丹波篠山市の秋の風物詩として親しまれる「丹波焼陶器まつり」が、盛大に開催されました。800年以上の歴史を誇る丹波焼の魅力を広く発信するこの祭りには、市内外から多くの陶芸愛好者や観光客が訪れ、今田地区は活気に満ちあふれていました。約50の窯元による作品販売や陶芸体験コーナー、窯元めぐりツアーなど、多彩なイベントが用意され、来場者は丹波焼の奥深い世界を堪能しました。 会場となった今田地区は、丹波焼の生産地として知られ、多くの窯元が軒を連ねる地域です。古くから陶芸の技が受け継がれ、現在も職人たちが伝統を守りながら新たな挑戦を続けています。

伝統と革新が交差する丹波焼の世界

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丹波焼は、日本六古窯の一つとして知られ、シンプルで力強い風合いが特徴です。この陶器まつりでは、伝統的な丹波焼のほか、新しい技法やデザインを取り入れた作品も並び、職人たちの創意工夫が感じられる場となりました。特に今年は、若手陶芸家によるモダンな作品や、日常使いに適した器が注目を集めました。また、今田地区の窯元によるろくろ引きの実演や、登り窯の見学も行われ、来場者は丹波焼の歴史や技術に触れる貴重な機会となりました。

丹波焼の未来を担う、作り手と来場者の交流

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参加した来場者からは、「作り手の思いを直接聞きながら購入できるのが魅力」「手に取ることで丹波焼の温かみをより感じられた」などの声が聞かれ、ひとつひとつの器に込められた想いや技の奥深さを実感していたよう。今田地区の職人たちも「若い世代や遠方の方にも丹波焼を知ってもらえる貴重な場」と語り、丹波焼のさらなる発展への期待を寄せています。 今後はオンライン販売や海外発信などの展開も視野に入れ、より多くの人々に丹波焼の魅力を伝えることを目指しています。伝統と革新が交差するこの陶器まつりに、丹波焼の未来を感じます。